「とし子の会」は松倉とし子の恩師である作曲家中田喜直とボニージャックスの提案で1999年6月26日、会員1,000人で発足した松倉とし子の後援会です。
今では各地に「とし子の会」支部を設けるなど、全国に広まっています。
会員サービス
【年会費のご案内】
一般会員 | 1,000円 |
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特別会員 | 10,000円 |
【会員サービス】
- 「会報のぞみ」(年間4~5回)、「松倉とし子新聞」(不定期)のお届け。
- 松倉とし子を囲む「とし子の会」のつどいや様々なコンサートのご案内。
会報
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「会報のぞみ」
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「松倉とし子新聞」
- 入会ご希望の方はメールまたはお電話でお問い合わせはとし子の会事務局まで
- 〒990-2338
山形市蔵王松ヶ丘2-2-24 (株)十一屋内
1996年6月「とし子の会」設立にあたりステキなメッセージを頂きました
「美しい歌のために」
中田喜直
明治の初め、日本に洋楽が正式に入ってきた頃から、唱歌、歌曲、童謡などの名曲が沢山うまれました。これらの歌曲をきれいな日本語で美しく歌う人は意外と少ないのです。その少ない一人が松倉とし子さんで、彼女の歌は「十一屋」さんのサロンコンサートから始まって、演奏会、CD、放送を通して日本全国へ広がってゆきました。
今の日本では、ポップス面の歌、歌謡曲などはとても盛んですが、クラシック系の歌曲、抒情歌、童謡などはまだ弱い存在です。ですから松倉さんにもっと活躍していただきたい、と思っていましたら、強力な援護者が現れました。最近一緒に仕事をされているボニージャックスで、後援会を作ったらという提案です。勿論私も大賛成で、唱歌、歌曲、童謡、抒情歌などの歌を、もっともっと盛んにするためにも、松倉さんに頑張ってもらいたいと思っています。皆様のお力をどうぞ貸していただきたくお願い致します。
「みんなで楽しい会に!」
ボニージャックス
松倉さんに「後援会を作ったら」と提案したのは実はボニージャックスです。郷土愛の人一倍強い松倉さんです。山形を中心に素晴らしい文化活動をしている彼女を知る私たちはこれまで後援会がなかったことが意外だったからです。
松倉さんは基礎をしっかり身につけた人ですからオペラや歌曲を得意としていることはもちろんですが、童謡唱歌を歌えばやさしくその世界に対応できる柔軟性のある人です。「後援会なんてなんだかファンのみなさんにご負担をかけるような気がして・・・」「それじゃ『とし子の会』ならどうだろう」とボニー。
名称はどちらでも構いません。本当に必要なのは松倉とし子を愛する人たちの連絡網、つまり名簿の完備。それだけでいいのです。事務局の業務はコンサートのお知らせ、茶話会へのお誘いなどもっぱら情報の交換です。そのための名簿なのです。それがないとせっかくあんなにいい仕事をしてるのにもったいないじゃないですか。彼女も会員のみなさんとのコミュニケーションは慶事での出演や福祉施設の訪問など、できる限りの協力で応えたいと言っています。
お互いが自分のできる事を出し合って支えあう後援会、お互いに負担のない会、みんなでたのしく遊ぶ会。それが「とし子の会」です。
私たちも提案した以上責任があります。兄貴代わりとなって応援します!